甲状腺疾患
甲状腺は首の前、のどぼとけの下にある、
蝶々の形をしたホルモンを作る臓器です。
甲状腺ホルモンは全身の代謝をコントロールしており、
ホルモンの増加や減少により様々な症状をきたします。
甲状腺ホルモンの量が 変化する病気と症状 |
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これらの病気は、採血検査・超音波エコー検査で診断可能です。
また、甲状腺にしこりや腫れ(腫瘍)ができることがあります。
通常、採血・超音波エコーで腫瘍を精査し、
必要があれば細胞診(甲状腺の細胞を採取する検査)で良性の腫瘍か悪性の腫瘍かを判断します。
悪性の癌が疑われる場合は、手術加療が第一選択となります。
良性腫瘍の場合は、定期的な経過観察を行い、場合により手術加療を行います。
私はこれまで頭頸部癌専門医として、
数多くの甲状腺腫瘍・甲状腺癌の患者さんの診断・治療・手術にたずさわってきました。
当院は甲状腺疾患の診断に必要な採血検査・超音波エコー検査に対応可能です。
前頸部(甲状腺)のしこり・腫れやホルモン異常による症状など、
甲状腺のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。