のど・くちの病気
声がれ・発声障害
声がれ・発声障害は様々な原因で起こります。
通常、声帯自体の障害が原因で起こることがほとんどですが、
場合により脳の障害や悪性疾患が隠れていることもあります。
声帯自体の原因としては、声帯炎(風邪など)・声帯ポリープ・声帯結節(声の出しすぎ)・ポリープ様声帯(喫煙が原因)・声帯嚢胞・声帯萎縮(加齢性変化)・喉頭癌などが考えられます。
声門閉鎖不全による嗄声を起こす声帯麻痺は、
声帯を動かす神経(反回神経)が種々の原因で障害を受けて起こります。
具体的には甲状腺癌・喉頭癌・下咽頭癌・食道癌・肺癌や、大動脈瘤・脳疾患などでも起こるため、気になる方は気軽にご相談ください。
当院では喉頭内視鏡による精査を行なっております。
また、それ以外にも心因性失声症(心因性の原因)・変声障害(思春期の障害)・神経筋疾患による発声障害などがあります。